NPO法人の作り方
NPO法人の設立をお手伝いさせていただくことが時々あります。
NPO法人の作り方は本も出ていますし、行政書士さんに頼むと設立までサポートしていただけます。
地域のNPO支援センターや、行政がサポートしてくれるところもあると思います。
ではNPO法人=特定非営利活動法人を設立するとはどういうことでしょうか。
NPO法人は、非営利活動でも法人格をもって、行政や企業などと対等に契約もでき、継続して事業を行うことができるためのフレームです。非営利とはいえ販売活動をしてもいいし、職員を雇うこともできます。ではNPOはどうやって作るのか?
NPO法人を選択する場合は、ミッションを共有し多くの人がかかわることができそれを会員のみなさんと一緒に考え事業を実施していく、めんどくさい組織だけどなぜNPOがいいのか、それは市民が参加することができる道具になり得るからです。そして市民の参加、市民の声は制度や法律を変えることにつながる可能性がある大事な仕組みです。
なぜNPO法人を選択するのか、NPO法人のミッションは何か、誰と事業を実施したいのか、そこを間違えて、やれそうなことが目の前にあると簡単につくれるからという理由でNPOを選んでいないでしょうか?そういう場合はいつか壁に当たります。
ソノリテがNPO法人の設立をお手伝いする場合は、だいたい下記のようなプロセスで実施します。だいたいです。
0、NPOについての研修会(関係者広く参加してもらう)
1、ミッションビジョンの検討ワークショップ(関係者広く参加してもらう)
→これが設立趣意書、定款の目的、事業に落とし込む元になります。
2、誰とやっていくのか
→会員、役員の構成、誰に声をかけるのかなどが決まります。
3、何をどうやって進めるのか
→2年分の事業計画書、予算書の作成が必要です。
4、実務の準備
→会計は誰がどうやって担うのか。寄付者の管理はどうするのか。問い合わせにどうやって答える体制がつくれるか。
5、ファンドレイジング計画
→NPOの収入構造を考え、寄付募集の場合の資料やWEBページにできるような組み立てをします
6、設立事務、設立総会の準備
→届け出が必要な文書は団体の方に作成いただきます。(別途パートナーの行政書士がお手伝いすることも可能です)
大事な設立総会で、多くの方に存在を知ってもらう機会にできるよう準備をしていきます。
以上を1年くらいかけてお手伝いするのがソノリテのコンサルティングです。
作ろうと思ったらすぐできるんじゃないの?出資金がいらないからNPOがいい、みたいな感じで手を出すと大変ですよ~
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