社会課題とアート~京都芸術大学 卒業展示~

今年も行ってきました、京都芸術大学の卒展

京都芸術大学は、「芸術の力で社会を動かしていく人材を育む。」大学です。

親しくさせていただいている山下里加さん(美術工芸学科 副学科長/アートプロデュースコース)にお誘いいただき、昨年に続いて今年も卒展にお邪魔してきました。ソノリテにインターンに来ていた西谷さんの作品も展示されていました。

アートプロデュースコースの卒業制作は、昨年に続き論文です。物事や事象、感じたことなどから自由にテーマを選び、それぞれの視点で掘り下げていきます。

社会課題にアートでアプローチ  

いろいろな学部があり、さまざまな作品や展示があるため、半日ではとても見切れません。どこに行く?と聞かれ、やはり「空間演出デザイン学科」に行きたい!ということで、こちらへ連れて行っていただきました。

空間演出デザイン学科は、京都芸術大学の中でも社会課題をアートやクリエイティブの力でデザインし、製品化までつなげているのが特徴です。展示の見せ方も素晴らしく、大きな刺激を受けます。学生さん、すごいなあ。

こちらは、農作物が獣害の被害にあっていることから、鹿の皮の加工品としての価値を高め、ジビエの普及にもつなげることで、農作物の被害を防いでいこうという取り組みです。まさに循環型社会の実現に向けて、アートの力が活用されています。

展示で伝える力

展示方法にも工夫が凝らされていて、とても素敵です。NPOの活動でも、ぜひ参考にしてほしいと感じました。

舞台が生み出す、社会を動かす力

こちらは舞台芸術学科・舞台デザインコースの展示。まさに芝居小屋を再現しています。ここで実際に演劇も上演されたそうです。下北沢の劇場を彷彿とさせ、演劇を通して社会を変えていく力を感じます。

アートとまちづくりのリアルな接点

今年は、アートプロデュースコースの中島くんが、神山町のNPO法人グリーンバレーに2週間、インターンでお世話になることになりました。写真は、さっそく岩丸家での食事の様子です。

アート活動そのものというより、空き家の整理や移住、KAIRなど、まちづくりについて実践的な学びがあったと聞いています。

京都芸術大学、私も今から社会人学生として学ばせてほしいと、ひそかに思っています。里加さん、ありがとうございました。