豊島で対話型アート鑑賞を体験しました
神山で出会った姉妹のように仲良くしていただいている
京都造形芸術大学の山下先生に誘っていただいて豊島(てしま)に行ってきました。
徳島のおとなり、香川県の瀬戸内海の島々は、実は初めて訪れる場所。
今年は瀬戸内国際芸術祭の年とあって、国内外からたくさんの方が見えるようです。
小豆島、直島、豊島はアートの島々なんですが、そのアート作品を見て楽しむだけでなく
対話型芸術鑑賞(ACOP)というのを京都造形芸術大学のみなさんが実験的に導入されています。今回はそのプレツアーに参加させていただきました。
このように、芸術作品を見たあと、参加者同士で感想などを話し合います。
とにかく、お天気にばっちり恵まれて、はじめての豊島美術館もれんげ畑からの眺めがサイコーに気持ちよかったです。
アートは、五感で受け止める、その風景やそのときの温度、一緒に見た人、
心が揺り動かされるような何か、感動といってもいい感動だけじゃなくていや~な気持ちも共有します。それを自分なりの言葉にしていくこの対話型芸術鑑賞、私はとっても面白いと思いました。
神山にもアーティストが国内外からたくさんいらっしゃって、作品を町に残していきます。
豊島はもっと大掛かりな作品が多かったけど、それでも島の人たちが外国人を受け入れて、一緒に作品をつくったり、BBQをしたりしたときの話を嬉しそうにしてくださったおじいさん。島だから水には困らないだろうな~海の幸もたくさん手に入っていいな~と思っていたら、海水なのでお米や野菜を育てるための水を確保するのは大変だとのこと。それでも豊島はため池が多くあって、比較的米作りが盛んだということ。最近はイチゴの特産をつくっていて人気があるということ。
一泊だけでしたが、島の豊かな暮らしに触れて、心も体もリフレッシュしました。
なんで、まちづくりにアートなのか、それは理屈じゃなくて心が動くから。そして、理屈では仲良くなれなくてもアートの力があれば仲良くなれるんじゃないかな。だって夕陽は美しいもん、文句なし。