NPOのコンセプトミーティング

NPOのみなさまから、いろいろな場面についてご相談を受けます。

あるときは、WEBサイトのこと、あるときは会計事務のこと、でもお話をよく聞いてみると、目の前の業務に関することの前に、組織としてのミッション、NPOの存在価値について整理できていないのではないかな?

と思うことがあります。

そんな時は、コンセプトミーティングをご提案します。

NPO・NGOの運営経験を持ったソノリテのメンバーがファシリテーションに入らせていただき、団体の関係者の方たちと、団体の存在価値、描くビジョン、将来像などを改めて言葉にし共有するプロセスです。

昨日も、あるNPOの理事やメンバーの方たちとコンセプトを話し合う場に参加させていただきました。一人ひとりの想いを伺っていくと、大事にしていること、問題だったことなどが浮き彫りになり全体として目指していくとかっこいい、すてきな未来が見えてくるからとても不思議です。コンセプトやビジョンは、皆さんの中にある。本当にそう感じます。

 

ふと、懐かしいWEBの記事を見つけました。

私が、世界の子どもにワクチンを日本委員会の事務局にいたときに、ミャンマーのサイクロン被災地に視察に行ったときのことを、think The earthがレポートしてくれました。

1人20円でポリオワクチンが接種できる、たとえば100円寄付していただいたら5人にワクチンを届けられる、でもあなたがアジアの国の会ったこともない子どもの命を救ったかもしれない、その子の将来を大きく変えるきっかけになったかもしれない、

そう感じられるのはリアリティ。そこに確かに目を輝かせている子どもたちがいるという事実。それを寄付者の方にどうしたら実感をもって伝えられるか、そのことを大事に考えて活動をしていたことを思い出す記事です。

http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/report/2009/03/rpt-45.html#page-6

そんな経験をさせていただいたミャンマーのみなさんと、一緒に活動をしてきた仲間に改めて感謝をし、みなさまに私たちの経験が少しでも役に立つことができたらうれしいな、と思います。

 

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