ファンドレイジングは、未来の作り方
1月18日にFRJ2025が開催され、今年も協賛企業として参加いたしました。
会場では、懐かしい顔ぶれや新しい方との出会いなど、昨年以上に多くの人とのコンタクトができました。
一番びっくりしたのは、去年のFRJで出会い、ちょっと高校生とは思えないほどしっかりした考えを持っている子だなあと、ファンドレイジング協会の鵜尾さんにご紹介した髙田さん。今年、彼女がソノリテのブースに来てくれて、「いま、こんなことになってます。すべては1年前のあの日から始まりました!江崎さんに感謝を伝えたくて」と話してくれました。こんなこと、とは差し出してくれた名刺にある肩書のことです。日本ファンドレイジング協会CFO=最高未来責任者となっていました。最高未来責任者とは、企業が重要な意思決定を行う際に、サステナビリティや未来志向の視点から提言を行う役職です。株式会社ユーグレナをはじめ、いくつかの企業でCFOとして10代の役員を採用するケースが出てきています。
日本ファンドレイジング協会の鵜尾代表も、昨年のFRJの一番の成果だ、とおっしゃっていたくらい、髙田さんとの出会いは印象的だったそうです。髙田さんは、昨年は在籍する高校からボランティアとしてほかのお友達と一緒に参加していました。ただ、彼女の話はすごく具体的だったので、行動力があることがすぐにわかりました。
フィリピンのスラムの子どもたちを救うための募金活動をしたいので、企業に寄付つき商品を作ってもらえるよう働きかけたいけど、いち高校生の話を聞いてもらえるだろうか、という疑問をもっていました。必ずしも大人だったりNPO法人である必要はないのでは?とお話したと記憶しています。
困っている人、解決しなければならないことが明確なら、ファンドレイジングは必ず成功する。これが私の信念です。
髙田さんも、これからますますいろいろな活動に参加し、欲しい未来を作る手法を体験していくのだろうと楽しみにしています。
◆ FRJ2025のサイトはこちら
対面イベントは終了しましたが、オンデマンドセッションは2/28(金)まで開催しており、オンデマンド限定のチケットは2025年2月14日(金)まで販売しているそうです。詳しくはFRJ2025のサイトをご覧ください。
◆ ソノリテのFRJ2025出展ブースの様子はこちらでご覧いただけます。