NPOサミット2025|第一回ワークショップを開催しました!

こんにちは。

12月21日に開催する『NPOサミット2025ー共感から共鳴へー』に先駆け、参加団体の皆さんと共に「NPO・NGOのための ブランディング&プレゼンテーション ワークショップ」(全3回)の第1回を10月1日(水)に実施しました。

ー NPOサミットについて

「NPOサミット」は、これまでNPO活動の実践者と、その活動を応援したい方々の出会いの場として、2010年、2012年に実施されてきました。13年ぶりとなる今年のサミットは、サイボウズ株式会社の特別協賛をいただいて開催します。参加費は全額、参加団体への寄付として活用させていただきます。

NPOサミットのゴールは、寄付をする側・受ける側双方が、体験を通じてお互いから楽しく学び、共鳴し合える場を創出することです。NPOにとっては広く支援を募るチャレンジの場に、寄付者にとっては「推しNPO」と出会い応援する場となることを目指します。
サミットについてもっと詳しく

本イベントには、こども・若者支援、まちづくり、外国人住民支援、NPOの中間支援、性的マイノリティの権利保障などのフィールドで活動する13団体が全国各地から集結しました。第1回目から活発に意見交換を行いながら、本番に向けての熱量を高め合いました。
参加団体の紹介

当日のタイムテーブル

  • ウォーミングアップ 20分
  • サミットの情報 Q&A 20分
  • ブランディングのレクチャー Q&A 30分
  • 参加者間のダイアログ 20分
  • 第2回へのアナウンス 10分
  • チェックアウト 10分

オリエンテーション

 

まずは、顔合わせも兼ねて皆さんの自己紹介タイム。
各団体から複数人の方が参加してくださり、賑やかにスタートしました。

「自分たちの活動を外に発信することが難しい」
「次世代のメンバーが自分たちの言葉で活動を説明できるようにしたい」
「寄付やサポートにつながっていかない」

など、抱える課題には共通点も多く、互いに共感する場面が多くみられました。 

  

ブランディング&プレゼンテーション ワークショップ

オリエンテーション後、講師にソノリテのパートナーコンサルタントである藤井まりこさんをお迎えし、第1回のワークショップ「ブランディングの基礎」を実施しました。12月のサミット本番に向け、対話を通じた自分たちの魅力を再発見し、言語化・発信する力(プレゼン力)を強化します!

ワークショップ前半では、「ブランドとは?」「ブランディングとは?」、そしてそれが「なぜNPOにとって重要なのか」といった基礎的な知識について学びました。聞き慣れない内容も多かったと思いますが、参加者の皆さんはしっかりと藤井さんの言葉に耳を傾けてくださいました。

後半では、その知識を実践に取り込み、自団体のありたい姿やバリューを再発見するための手法「ゴールデンサークル」について学び、Apple社を例に理解を深めました。

次回のワークショップに向けて、このゴールデンサークルを自団体を当てはめて考える課題に取り組んでいただいています。課題の発表がとても楽しみです。

 

藤井まりこさんについてー
広告代理店にて多数の企業ブランディングプロジェクトに携わり、戦略立案からクリエイティブ開発まで、プロジェクトマネジメントの立場で幅広く経験を積む。その後、アメリカの国際医療支援NGOにてドナーケア業務に従事。アメリカのファンドレイジング市場やNPO運営の現場を間近で経験し、寄付文化の成熟した社会におけるNPOブランディングの重要性を実感。現在は、企業ブランディングの知見とアメリカで培ったNGO実務経験を活かし、日本のNPO·NGOがより多くの共感と支援を集め、持続的に活動できるようサポートを行っている。

 

参加者間のダイアログ

 後半は小グループに分かれ、感じたことや疑問に思ったことを言葉にし、共有し合う時間をもちました。

「プレゼンとかいいから、今すぐ自団体の寄付ページを書き換えたくなった!」
「ビジョン・ミッションは団体設立時に考えたが、”伝える”という観点からもう一度見直す機会にしたい」
「団体紹介の資料などを見直すと”何をやっているか”に偏っている。改めて”どう見られたいか”を考えたい」

などの声が参加者からあり、ブランディングやその重要性などについて、深く理解していただけた回になったと思います。

 最後に、皆さんからの一言チェックアウトの一部を紹介してご報告とします。

次回は、11月5日(水)です!