ソーシャル・ファシリテーション
みなさんは「ファシリテーション」という言葉をご存知でしょうか?
私が、「ファシリテーション」と出会ったのは、20年以上前、放送大学の学生をしていた時だったと思います。市民が主役になれる活動=NPOを知り、市民が参加していろいろな活動がオフィシャルになされていく様にわくわくしていたころです。
ウィキペディアで調べてみると・・・
会議等の場で、発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりする行為で介入し、合意形成や相互理解をサポートすることにより、組織や参加者の活性化、協働を促進させるリーダーの持つ能力のひとつ。
リーダーの持つ能力、なるほど。
NPO活動は、みんなで考え、みんなで参加し、活動することが強みです、いろんな方に気持ちよく参加していただくためには、ファシリテーションが重要になりそうです。実際に、私は優れたファシリテーターの方と知り合うことができ、見事に話し合いをまとめていただく場面にたびたび遭遇しています。NPOのコンセプト会議の記事でもちらっとご紹介しましたが、合意形成、相互理解って本当に難しいですね。
でも、意見が違う人がいるから仲間外れにしちゃおうとか、うるさいからあの人の言うことは何でも聞いておこうとか、上司に報告すると先に進まないから黙ってやってしまおうとか。誰でも経験があることばかりだと思いますが、それでは市民活動はうまくいかないし、威力を発揮できません。いろんな人がいて、それぞれの特技を生かして、気づきを大切にして活動できるのが市民活動の醍醐味。
ファシリテーションの能力を持ったリーダーがいることはとても重要です。
ファシリテーションは、能力なので、スキルがなければ勉強して身に着けることができるようです。
ソノリテのパートナーであり、いろいろな会議をファシリテーションしてくれる、徳田太郎さんが、鈴木まり子さんとの共著で「ソーシャル・ファシリテーション」「ともに社会をつくる関係」を育む技法』という本を出版されます。
「ソーシャル・ファシリテーション」とは、〈社会的課題に取り組む〉あるいは〈支えあいの関係を育む〉ような場において、〈人々の関係や共同行為を支援・促進する〉働きです。
ご関心を寄せていただいた方は、この本をぜひおすすめします。会議をうまく進めるコツがつかめると思いますよ!
「ソーシャル・ファシリテーション」は2021年2月発売予定。現在先行予約受付中です。下記サイトからお申込みできます。
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ソノリテのコンサルティングのメニューには、徳田さんをはじめ、経験を積んだプロのファシリテーターによる会議のファシリテーションをサポートするものもありますので、会員さんとの話し合いや理事会の運営など、お困りの方はお問合せください。
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