寄付って1年に300万も集まるのですか??
先日、ある企業の環境活動の企画を話し合っていたときに、企業の広報担当の方から質問がありました。
1年に300万円も寄付って集まるものなんですか??
もちろん、やり方次第では十分集まりますが、しかし、その方の疑問も最もです。世の中、寄付がいったいいどれくらい集まっているのか。身近に感じることがなかなかできないかもしれません。
寄付白書2021によると、個人寄付総額は1兆2,126億円となり、2016年の調査から1.5倍に増えているそうです。ふるさと納税のおかげで一人当たりの単価も大幅に増えているよう。そしてオンラインからの寄付が現金に次いで2番目に多くなっています。詳細はこちらを。そして寄付白書をお求めください。
日本ユニセフ協会の年次報告書をみますと、2020年度の寄付金収入は220億円。
国境なき医師団の年次報告書では、2020年度の寄付金収入は130億円です。うーん、まだ規模が大きい。
では、私が活動をしていた世界の子どもにワクチンを日本委員会では、どうでしょうか。
私が在籍していた2002年~2009年で、寄付金額は年間8000万円~3億円になりました。この7年間ではもちろんいろいろなことがありましたが、結果として3倍以上になりました。
そして、2006年から導入したオンライン募金でも、年間2000万円くらいの寄付金になっていました。
一人当たり、平均3000円くらいだったと思います。(正確な資料は残っていませんのでだいたいです。ご容赦ください)
寄付白書によりますと、日本人の44.1%は何らかの寄付をしたことがあるという結果も出ています。
ウクライナの人々の支援への募金に取り組む方たちも増えています。
困っていること、助けが必要なこと、サポートがあればもっと良くなることがわかり、共感できれば寄付は集まると私は思います。
ソノリテでは、企業や団体の方がスポットで行う緊急募金や、定期的に行う環境寄付、社員から募る寄付キャンペーンなどの企画立案と、オンラインシステムの導入をサポートいたします。お問い合わせはこちらから。