オンライン募金の今

ソノリテは、2010年に設立した会社です。

その前進は「オンライン募金研究会」です。

そのメンバーのひとりが、トム・ヴィンセント。神山サテライトオフィスを紹介してくれたソノリテにとってはダブルの恩人です。

オンライン募金研究会は、私がNGO職員になってまもなくの2003年ごろからはじまったと記憶しています。

Think the Earthの上田さん、原田さんのアドバイスのもと、海外では寄付はオンラインでクレジットカードなどで

手軽にされているのに、なぜ日本にはそういうシステムがないのか、という疑問からはじまりました。

そのころのエピソードはBokinchanができるまでを参照ください。

さて、こうして生み出したオンライン募金システムBokinchanは、東日本大震災をきっかけにバージョンアップをはかりました。

Bokinchan2では、よりスピーディーにカスタマイズが可能なシステムを実現しました。

さて、いま、「オンライン募金」というキーワードで検索をしてみると、たくさんの決済システムが出てくるようになりましたね。

もともと、募金や寄付を扱えるオンライン決済が少なすぎると思っていたので、決済がしやすくなったことは素晴らしいと思います。

それだけ、社会が寄付や募金に対して理解が進んだということですね。

また、寄付を集めるためにはクレジットカードによるオンライン決済が不可欠、なんてことを書かれている方も時々いらっしゃいます。

寄付者のターゲットを拡大するためには、有効なツールですね。緊急支援などのときには、大きな力を発揮します。

またクレジットカード会社のスタンスも、ずいぶんと変わってきているようです。

募金を集めるための道具として、オンライン募金システムをどのように取り入れることが有効か、

Bokinchanのサービスの考え方とともに、ご紹介していきたいと思います。

つづく